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口頭

Loading effect on Eu(III) binding ability of humic acid isolated from deep sedimentary groundwater

寺島 元基; 斉藤 拓巳*; 伊藤 美貴*; 赤木 洋介*; 舘 幸男

no journal, , 

幌延の深部地下水中の腐植物質(HS)に対するEuの条件付錯生成定数は、蛍光消光法や時間分解レーザー分光法を用いて評価した場合、イオン強度条件により表層のHSの値と比較して2桁程度小さくなることが報告されている。しかし、これらの分光学的手法は錯生成への応答感度が低いため、得られる知見は、高濃度のEuとの錯生成が対象となり、特定の結合サイトに係る評価に限定されていた。本研究では、放射性Euを用いた溶媒抽出法を、低濃度のEuと幌延の深部地下水中HSとの錯生成試験に適用し、その低濃度Euに対する錯生成能を表層のHSとの比較から明らかにした。

口頭

The GTS-LTD MONOPOLE-2 experiment at grimsel; Predictive modeling and comparison with monitoring data

Soler, J. M.*; Martin, A. J.*; Lanyon, G. W.*; Havlov$'a$, V.*; Siitari-Kauppi, M.*; 舘 幸男

no journal, , 

原位置の擾乱の少ない結晶質岩中のマトリクス拡散を現実的に評価することを目的に、スイスのグリムゼル原位置試験場において原位置長期拡散(LTD)プロジェクトを進めている。現在2回目の原位置拡散試験(モノポール2)を実施中である。1回目の原位置試験(モノポール1)の結果及び室内拡散試験の結果に基づき、モノポール2試験の予測解析を実施し、トレーサー注入孔及び観察孔中のモニタリングデータと比較した。非収着性トレーサー(HTO, Cl)については、室内での透過拡散試験から導出された拡散パラメータによって、モニタリングデータ、特に注入孔のデータがより良く説明された。収着性のCsとBaの初期の濃度減少は、これらの元素の高い収着性の影響を示すものである。モノポール1試験で得られたCsのパラメータは、モノポール2にも適用可能であった。しかしながら、Baについては、予測される以上に収着の影響が大きいと評価された。

口頭

SKB GWFTS task force; Predictive modeling of a matrix diffusion experiment in gneiss at ONKALO (Finland)

Soler, J. M.*; L$"o$fgren, M.*; Nilsson, K.*; Lanyon, G. W.*; Gylling, B.*; Vidstrand, P.*; Neretnieks, I.*; Moreno, L.*; Liu, L.*; Meng, S.*; et al.

no journal, , 

GWFTSタスクフォースは、亀裂性岩石中の地下水流動と物質移行のモデル化を対象とした国際フォーラムである。WPDE試験はフィンランドのオンカロ地下施設において実施された片麻岩中のマトリクス拡散試験である。複数の非収着性及び収着性の放射性トレーサーを含む模擬地下水が試錐孔の試験区間に沿って注入された。タスクフォースのタスク9Aは、WPDE試験で得られたトレーサー破過曲線に対する予測モデリングを行うことを目的とした。複数のチームが本タスクに参加し、異なるモデル化手法を用いた予測解析を行った。この予測解析の重要な結論は、試錐孔の開口部における地下水流動に関連する分散パラメータにモデル化結果が大きく影響されることである。マトリクス拡散及び収着に関連する破過曲線のテール部に着目すると、異なるチーム間の解析結果の差異は相対的に小さい結果となった。

口頭

Evaluation of sorption behavior of selenide onto montmorillonite

杉浦 佑樹; 戸村 努*; 土井 玲祐; 石寺 孝充; 舘 幸男

no journal, , 

We carried out batch sorption and XAFS experiments in various solution conditions identifying the aqueous species to evaluate the sorption behavior of Se(-II) onto montmorillonite. The ${it K$_{d}$}$ values were independent of ionic strength. The ${it K$_{d}$}$ values were nearly constant between pH 8-11, while the value decreased around pH 12. The aqueous species of Se(-II) were stable in 7d, and hydroselenide (HSe$$^{-}$$) was the dominant species at pH 8; whereas, polyselenide (Se$$_{3}$$$$^{2-}$$, Se$$_{4}$$$$^{2-}$$) increased with the increase of pH. These behavior implies that Se(-II) sorption onto the edge site of montmorillonite by complexation is not a dominant sorption mechanism. The XANES spectra indicate that Se in the collected solid phase exists as Se(0). These results suggest that the ${it K$_{d}$}$ values were independence of ionic strength and pH due to the oxidation and precipitation of Se by contacting montmorillonite in this work.

口頭

Effects of heterogeneity at fracture surface for tracer migration in a fractured crystalline rock from the Grimsel Test Site

舘 幸男; 伊藤 剛志; 赤木 洋介*; 佐藤 久夫*; Martin, A. J.*

no journal, , 

亀裂性結晶質岩中の放射性核種移行に対する亀裂表面の不均質性の影響が、スイスのグリムゼル試験場の単一亀裂を有する花崗閃緑岩試料を用いた室内移行試験、表面分析、モデル化によって調査された。亀裂とマトリクス部におけるトレーサー移行挙動が透過拡散試験や通液試験を含む一連の室内試験により評価された。X線CT及びEPMAによる観察から、亀裂の開口幅や連続性、及び亀裂近傍の鉱物分布の不均質性が定量的に把握された。これらの知見に基づき、風化したバーミキュライト層、配向した雲母層、マトリクス部から構成される不均質な亀裂表層モデルを適用することによって、トレーサーの破過曲線を解釈することができた。

口頭

Modeling the in-situ long-term sorption and diffusion experiment (LTDE-SD) at the Aspo Hard Rock Laboratory in Sweden; Scaling approach from laboratory to in-situ condition

舘 幸男; 伊藤 剛志; Gylling, B.*

no journal, , 

スウェーデンエスポ岩盤研究所における原位置長期収着・拡散試験(LTDE-SD)は、室内から原位置条件へのスケーリング手法を確証するための有効なデータセットを提供している。スイスグリムゼル試験場における原位置長期拡散試験(LTD)プロジェクトにおいて開発してきたスケーリング手法のLTDE-SD試験結果への適用性評価を、亀裂性結晶質岩中の水理・物質移行に関するモデル化に関するSKBタスクフォースの一環として実施した。我々のモデル化手法は10の放射性核種の収着・拡散の全体的な傾向性をよく説明することができ、この手法が多様な放射性核種や複雑な亀裂系にも適用可能であることを確認した。

口頭

The Standard redox potential of the (Se$$_{4}$$$$^{2-}$$/HSe$$^{-}$$) system determined by cyclic voltammetry

土井 玲祐; 矢板 毅

no journal, , 

処分場環境下におけるセレン(Se)の溶存種がHSe$$^{-}$$, Se$$_{4}$$$$^{2-}$$のいずれなのかを熱力学計算により評価する場合、評価結果の信頼性を直接左右する標準熱力学データはHSe$$^{-}$$/Se$$_{4}$$$$^{2-}$$系の標準電極電位である。そこで、当該電位値を取得することを目的としたサイクリックボルタンメトリーを実施した。溶液バルクの酸化還元電位を制御することでSe溶存種をHSe$$^{-}$$にした後にサイクリックボルタンメトリーを実施し、(Se$$_{4}$$$$^{2-}$$ +4H$$^{+}$$ +6e$$^{-}$$ $$leftrightarrow $$ 4HSe$$^{-}$$)反応によるボルタモグラムを取得した。このボルタモグラム上の半波電位のNa$$^{+}$$濃度依存性から目的の電位値を取得した。

口頭

Contamination of forests by the Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant Accident and chemical species of radiocesium in trees

田中 万也; 山崎 信哉*; 高橋 嘉夫*

no journal, , 

福島県の森林においてスギの生葉及び枯葉(リター)試料を採取し、オートラジオグラフ分析を行った。その結果、福島原子力発電所事故由来の粒子状放射性セシウムが森林に沈着したことを示す結果が得られた。これらの樹葉試料を純水で洗浄した結果、大部分の放射性セシウムが洗い流されず樹葉中に残存していた。さらに界面活性剤、アセトンを用いて同様の洗浄を行ったが半分以上の放射性セシウムが試料中に残っていた。このことは何らかの形で放射性セシウムが樹葉中に取り込まれていることを示しており、樹葉自体が分解されない限り容易に放射性セシウムが放出されないことを示している。

口頭

Fate and transport of radiocesium in river systems of Fukushima

飯島 和毅; 北村 哲浩; 宮原 要

no journal, , 

調査で得られた環境中における放射性セシウムの移動現象に関する理解を概観するとともに、そのほかの放射性核種の分布状況を放射性セシウムと比較した。森林から土壌粒子とともに1年間に流出する放射性セシウムは、初期沈着量の0.1%程度で、リターや下層植生が繁茂していれば、森林の植生によらなかった。湧水点付近で採取された渓流水中には、地下水より高濃度の放射性セシウムが含まれており、溶存態放射性セシウムがリターの分解や土壌からの脱離により生成し、湧水点付近で溶解したことが示唆された。河川水中の溶存態放射性セシウム濃度は、いずれの河川でも1Bq/Lより低かった。福島第一原子力発電所近傍における放射性核種分布状況の方位依存性は、発電所内における分布と同様なので、サイト外の分布状況に基づきサイト内の分布状況を推測することは可能と考えられた。

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